相模原市には、4つのホームタウンチームがあります
「SC相模原」「ノジマステラ神奈川相模原」「三菱重工相模原ダイナボアーズ」「ノジマ相模原ライズ」の4チームが指定されています(2025年5月現在)
各チームの深堀りはそのうちしていくこととして、まずは4チームについて紹介したいと思います!
ホームタウンチームとは
そもそもホームタウンチームとは、相模原市にとってどのような存在なのでしょうか
本市に活動の拠点を置き、トップレベルの活躍が期待できるスポーツチームを「相模原市ホームタウンチーム」として認定し、シティプロモーションやスポーツ振興によるまちづくりを進めていきます。現在、4チームが活躍しており、全国の強豪チームとの戦いを繰り広げるほか、様々な連携事業や地域貢献活動にも積極的に取り組み、相模原市のシンボルとなるよう、日々活動しています。
引用元:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankou/sports/hometown/index.html
つまり、スポーツチームの活動を通して相模原市の発信が出来たり、相模原市のイベントにスポーツチームを呼んで盛り上げるなど、相乗効果を促す取り組みといえますね
ではホームタウンチームにはどのチームでもなれるのでしょうか
実は相模原市には「ホームタウンチーム認定制度」があり、以下の条件があるようです
次のすべてに当てはまるチームが候補となります。
・本市の良好な都市ブランドや都市イメージの構築、発信等シティセールスに関する活動に賛同し、協力する意思があること。
・市内に活動の拠点を置いていること。
・日本のトップレベルのリーグに属しているか、または県域を越えた広域のリーグに属し、将来的にトップレベルでの活躍が期待できること。
・チーム名に「相模原」か、これに類する名称を付していること。
・積極的に市民交流や地域貢献等を行っていること。引用元:https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankou/sports/hometown/1012494.html
たしかにみんな「相模原」が冠されてますね。4チームの所属するリーグを見てみると、
SC相模原…J3(日本男子プロサッカーリーグ(Jリーグ)3部)
ノジマステラ神奈川相模原…WEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)
三菱重工相模原ダイナボアーズ…D1(ジャパンラグビーリーグワン)
ノジマ相模原ライズ…X1 SUPER(アメリカンフットボールのトップリーグ)
と、どのチームも日本のトップリーグに所属しているチームというのが分かります
それ以外のスポーツでも、今後ホームタウンチームになるチームが出てくると盛り上がりますね!
SC相模原
チーム名 SC相模原(スポーツクラブさがみはら) *サッカークラブでない!
チーム名の由来 世界の強豪チームに見られる地名をメインにしたチーム名にすることで、世界の強豪と同じステージに立ちたい、という思いを込めた
創立 2008年2月
ホームタウン 相模原市 / 海老名市 / 座間市 / 綾瀬市 / 愛川町
ホームスタジアム 相模原ギオンスタジアム
チームの歴史
名古屋グランパスなどに所属していた元Jリーガーである望月重良氏が創設。神奈川県社会人リーグ3部から始まり、毎年所属カテゴリーでの優勝を続け、2013年にはJFL(日本フットボールリーグ)に昇格。創設からわずか6年でJリーグ参入を果たしたプロサッカークラブ。2021年にDeNAが経営に参画し、2023年2月にはDeNAの連結子会社となった
ノジマステラ神奈川相模原
チーム名 ノジマステラ神奈川相模原
チーム名の由来 ステラはイタリア語で「星」を意味し、神奈川で女子サッカーを普及・発展させ、神奈川の「ステラ」を目指そう、という思いを込めた
創立 2012年2月
ホームタウン 神奈川県 / 相模原市 / 海老名市 / 座間市 / 綾瀬市
ホームスタジアム 相模原ギオンスタジアム
チームの歴史
株式会社ノジマの女子サッカー部として発足。神奈川県初のなでしこリーグ1部昇格チームとなり、2017年には第39回皇后杯で準優勝。2018年にはなでしこリーグ1部で3位入賞。現在は、2021年に発足した日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」に参戦中の県内唯一の女子プロサッカークラブ
三菱重工相模原ダイナボアーズ
チーム名 三菱重工相模原ダイナボアーズ
チーム名の由来 「ダイナボアーズ」は、ダイナミック(活動的な)とボアー(猪)の造語で、相模原市民を中心に寄せられた延べ187案を参考に決められた。2007年がいのしし年であったことも理由の一つ
創立 2007年6月
ホームタウン 相模原市
ホームスタジアム 相模原ギオンスタジアム
チームの歴史
前身の三菱日本重工ラグビー部は1971年に創部。2012年に新設された相模原市ホームタウンチーム認定制度の第一号。2021年、新リーグJAPAN RUGBY LEAGUE ONE DIVISION2に振り分けされ、2022年5月に行われたリーグワンの1部・2部入れ替え戦で勝利し、DIVISION1への昇格を決めた。
ノジマ相模原ライズ
チーム名 ノジマ相模原ライズ
チーム名の由来 当時小学生の女の子が公募した「ライズ」がチーム名の由来。この「ライズ」という名前には「陽はまた昇る」というメッセージが込められている
創立 2009年3月
ホームタウン 相模原市
ホームスタジアム 相模原ギオンスタジアム
チームの歴史
前身のオンワードオークスは1980年の創立後、日本一に二度輝いた実績を持つ強豪チームでしたが、2008年にチームは解散。解散決定後、チームの存続を願う当時の所属メンバーが中心となり、2009年に誕生した。2009年12月にX2昇格。翌年の2010年12月にはX入替戦に勝利し、Xリーグへ昇格。2011年4月に株式会社ノジマとネーミングライツ契約。チーム名を「ノジマ相模原ライズ」に変更した
まとめ
今回は相模原市のホームタウンチームについて紹介してきました
中でもこの4チームの共通点は、ホームスタジアムが「相模原ギオンスタジアム」であること

何度か訪れていますが、芝生席が両サイドにあることもあり、アットホームなスタジアムなんです
ホームタウンチーム同士の交流も多く行われており、もっと相模原市を”スポーツのまち”として打ち出しても面白いなと思います!
まずは一度、相模原ギオンスタジアム(通称ギオンス)を訪れてみてはいかがでしょうか!!