【サッカー】今からでも間に合う!FIFAクラブワールドカップ2025

浦和レッズのビジュアル サッカー

今年、世界で一番強いサッカークラブを決める大会が、4年に1度の開催となって初めて開催されます!

その名も”FIFAクラブワールドカップ2025

チェルシー、レアル・マドリード、マンチェスター・シティ、バイエルン・ミュンヘン…

錚々たる面々の中、日本からも浦和レッズが出場します(実は幼少期に埼玉に住んでいたことからずっと浦和レッズファンでして…今はSC相模原との掛け持ちで楽しみが2倍です!

浦和レッズのビジュアル

「FIFAクラブワールドカップって今までと何が変わったの?」

「なんで浦和レッズは出場できるの?」

そんな疑問に答えていきます!

まだまだ間に合う!FIFAクラブワールドカップ2025、解説します!!

FIFAクラブワールドカップの歴史

サッカークラブの世界一を決める大会は、1960年の”インターコンチネンタルカップ”に遡ります

この頃は、欧州・南米の2大陸の王者による直接対決で世界一を決める大会でした

当時は他の大陸との力の差も大きく、事実上の世界一で納得できたのでしょうね

1981年からは中立地である日本を開催地に固定し”トヨタカップ”と名を変え、開催していました

しかし、20世紀末頃から、アジアやアフリカなど他の大陸の国々もワールドカップで躍進を始めたことにより、当時のFIFAブラッター会長が、”全大陸から代表を集め、真の意味でのクラブ世界王者を決めよう”という事で始まったのが、”FIFAクラブ世界選手権”でした

2000年に第1回が開かれたのですが、その後はスポンサー確保に苦労し開催が危ぶまれた時期もありましたが、2005年にトヨタをスポンサーとして迎え、「FIFAクラブワールドカップ」に一新。6大陸の大陸王者が世界一を決める大会として、2023年まで続きました

そして2025年。「FIFAクラブワールドカップ」は32チームが参加する大規模大会へ生まれ変わります

FIFAクラブワールドカップ2025ってどんな大会?

大会はこれまでの毎年開催から4年に1度(本家のFIFAワールドカップの前年)

期間は約1か月間で、今年は2025年6月15日から7月13日まで開催されます

記念すべき第1回大会の開催地はアメリカです

大会は32チームを8つのグループに分け、各グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出できます

決勝トーナメントは延長+PKありの一発勝負になり、3位決定戦も行わないそうです

なぜ浦和レッズは出場できるのか?FIFAクラブワールドカップに出場するには?

それでは、FIFAクラブワールドカップ2025に出場するにはどうすればよいでしょうか

出場チームの条件はかなり細かく規定されていますが、大きく分けると以下の2つです

①直近過去4シーズン(今回は2021~2024)の各大陸王者であること

②FIFAが算出するクラブランキング上位のチームであること

浦和レッズが出場できるのは”2022年のアジア王者”であること、つまり①の条件に当てはまるためです

FIFAクラブワールドカップ2025に出場するチームは?

それでは、記念すべき第1回大会の出場チームをグループごとに紹介します!

大会が始まるまでに、各チームの最新状況やフォーメーション、注目選手などを全チーム紹介できればと思います!(めちゃくちゃ大変そうですが、、やれるだけやってみます!!)

グループA

  • SEパルメイラス(ブラジル)
  • FCポルト(ポルトガル)
  • アル・アハリFC(エジプト)
  • インテル・マイアミCF(アメリカ)

グループB

  • パリ・サンジェルマン(フランス)
  • アトレティコ・デ・マドリード(スペイン)
  • ボタフォゴ(ブラジル)
  • シアトル・サウンダーズFC(アメリカ)

グループC

  • FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
  • オークランド・シティFC(ニュージーランド)
  • CAボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)
  • SLベンフィカ(ポルトガル)

グループD

  • CRフラメンゴ(ブラジル)
  • エスペランス・スポルティーブ・ドゥ・チュニス(チュニジア)
  • チェルシーFC(イングランド)
  • クラブ・レオン(メキシコ) →規定違反により除外
  • ロサンゼルスFC(アメリカ)とクラブ・アメリカ(メキシコ)のプレーオフの勝者が出場

グループE

  • CAリーベル・プレート(アルゼンチン)
  • 浦和レッドダイヤモンズ(日本)
  • CFモンテレイ(メキシコ)
  • FCインテル・ミラノ(イタリア)

グループF

  • フルミネンセFC(ブラジル)
  • ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
  • 蔚山HD(韓国)
  • マメロディ・サンダウンズFC(南アフリカ)

グループG

  • パリ・サンジェルマン(フランス)
  • アトレティコ・デ・マドリード(スペイン)
  • ボタフォゴ(ブラジル)
  • シアトル・サウンダーズFC(アメリカ)

グループH

  • レアル・マドリードCF(スペイン)
  • アル・ヒラル(サウジアラビア)
  • CFパチューカ(メキシコ)
  • FCザルツブルク(オーストリア)

偉大なクラブが並ぶ中に、浦和レッズが入っていることが感慨深いです!

FIFAクラブワールドカップの賞金は?

それでは、FIFAクラブワールドカップの優勝賞金はいくらもらえるのでしょうか?

最高額は、な、、、なんと!

グループステージ3連勝+優勝で、合計1億1762万5000ドル(約176億6000万円)をもらえます!

そしてこの大会は優勝だけでなく、大会に参加するだけで参加賞金を手に入れる事が出来ます!

参加賞金は地域ごとに異なりますが、アジア王者の浦和レッズは955万ドル(約14億3000万円)です

夢が広がりますね!

新たな「追加移籍枠」制度とは?

本大会で初めて導入されるのが、「追加移籍枠」制度です

これは、クラブが大会開始前に選手の追加登録を可能とする制度で、特に欧州を中心としたクラブの各国リーグ終了後に発生しうる戦力流出リスクへの備えが背景にあります

「追加移籍枠」制度の概要は以下の通りです

  • 登録変更枠:最大6名までの選手変更・追加が可能(うち新規選手の追加は最大2名)
  • 登録期限:6月1日から10日(特別移籍ウィンドウ)および6月27日〜7月3日(大会中の追加枠)
  • 適用対象:大会出場が決まっているクラブ全体
  • 対象選手:前所属クラブで公式戦に登録されていた選手に限る
  • 登録後の変更:大会開始後の選手変更・入れ替えは不可

これにより、大会中のレンタル移籍なども可能になるため、ビッグネーム獲得も夢ではありません!

日本の浦和レッズにも動きがあるのでしょうか?6月1日からの移籍情報に目が離せません!

まとめ

それでは、FIFAクラブワールドカップ2025のおさらいです

  • 開催は現行の毎年から4年に1度の開催に
  • 直近の各大陸王者+クラブランキング上位の32チームが出場
  • 期間は約1か月間で、2025年6月15日から7月13日まで開催
  • 優勝賞金は合計で1億1762万5000ドル(約176億6000万円)
  • 戦力流出リスクへの備えとして「追加移籍枠」制度を導入

そしてDAZNではFIFAクラブワールドカップ2025の全試合を無料配信するそうです

是非、世界で一番強いチームが決まる瞬間をこの目で確かめましょう!!

おまけ ~ゴールキーパーの6秒ルールが変わる?~

最後に少しおまけ話を。。

実は本大会で初めて導入されるルールがあります。それは、

ゴールキーパーが8秒を超えてボールを保持した場合(主審は5秒のカウントダウン表示を用いる)、主審は相手チームにコーナーキックを与える”というルールです ※現行ではゴールキーパーが手で6秒を越えて保持した場合、間接フリーキックが与えられる

これはゴールキーパーが不当に時間を浪費することを防ぐために改正されたルールですが、相手のコーナーキックになる恐れを考えると、ギリギリの時間までボールを保持するなどは危険ですね。効果がどれだけ現れるのか、乞うご期待です!

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